【レーンプッシュ】
レーンコントロールとは、レーンの押し引きを管理することである。
レーンをうまくコントロールすることによって、敵より優位に立つことができる。
レーンコントロールは奥が深いため、今後、数回にわけて解説していく。
【レーンプッシュについて】
今回はプッシュについて取り上げる。
プッシュとは、味方ミニオンを敵タワーへ押し付けていくことをいう。
敵タワーに味方ミニオンが入れるように、敵ミニオンを処理していく。
味方ミニオンをプッシュするということは、敵ミニオンを処理するということだ。敵ミニオンを処理するということは、経験値が入るということであり、試合開始直後は特に、レベルで優位に立てる。
例えば、レベル1よりレベル2のほうが使えるスキルが多いため、攻撃の幅がひろがる。
しかも、味方ミニオンを敵側に押し込むことで、敵タワーもこちらのミニオンを攻撃する。
敵タワーがこちらのミニオンを攻撃することで、敵プレイヤーのCSが下がってしまい、相手は不利になってくる。CSとはミニオン処理から得られる経験値のことで、敵はそれを少しでも得るためにスキルを使ってまで処理しようとする。そうしないと経験値ばかりか、ゴールドも無駄になってしまうからだ。
その状況に相手を追い込んだら、こちらはハラスしまくって、敵を心理的にも追い込んで行けばいい。ハラスとは嫌がらせのことである。
特に、相手がMP消費の激しいキャラだった場合、ミニオン処理に使わせることで、リコールしてくれる可能性がある。そのあいだこちらは、ジャングルやタワーに専念できというわけだ。もちろん、隣のレーンに顔を出す時間も生まれる。
ただし、気をつけなければならないことがある。こうしてレーンをプッシュするのは有利なことなのだが、調子に乗りすぎて死んではならない。別の敵が現れて、キルをとられる恐れがあるからだ。
特に敵ジャングラーには注意が必要である。マップで、可能な限り敵の位置を把握しておきたい。マップに表示されていない敵が、ジャングルで狩りをしているかもしれない。狩りを終えてこちらに向かってくる恐れがある。
敵がいない間にプッシュしてしまえば、比較的安全である。敵が戻ってくるまでにプッシュを終えているのがベストだ。レーンに戻ってきた敵はミニオンの処理を強制され、急ぐあまりスキルやMPを消費してくれる。
それと、もう一つ申し上げておきたい。レーンコントロールでは、ゾーニングも必須である。ゾーニングとは、相手と味方ミニオンの間に入り、敵にCSをとられないようにすることだ。
ただし、ゾーニングは敵との距離も縮まるので、目の前の敵だけではなく、他の敵にも注意しなければならない。奇襲をしかけられる恐れがある。
プッシュをうまく活用して、優位をとろう。
〈記事・REO〉
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